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ビタミン、ミネラルの不足

ビタミンは、ほかの栄養素と同様、ヒトが生きていくためにはかならず必要なものです。
不足すれば、私たちは病気になってしまいます。

ビタミン不足の代表に脚気があります。
脚気はB1の不足で起こる病気です。
足のしびれや、動悸、倦怠感などの症状が表れます。
こうなればビタミンB1の投与などの治療が必要です。

現代の日本では食物は豊富にあります。
ですから病気に至るほど極端にビタミンやミネラルが欠乏するということは、まれなことです。

しかし一方で食物の豊富さや手軽さが生み出している現代ならではの、のビタミン不足が、自覚なしに多くの人にとりついている時代とも考えられます。
よくいわれることですが、偏った食生活の人、脂っこいものや高カロリーの食べ物が好きな人、インスタント物で簡単に食事をすます人などは要注意人物です。

また、運動選手のようにエネルギーを消費している人も、よぶんにビタミンやミネラルが必要です。
ミネラルは、ほかのミネラルとのバランスが崩れると、障害が出るものがあります。

また、骨に関わるミネラルが不足すると、骨の発達が正常に行われない他、骨折をしやすい、直りにくいといった事がおこり、高齢になってからは、骨粗しょう症になりやすくなります。
リンはカルシウムと結合して骨を作りますが、リンが過剰になると、カルシウムの代謝に悪影響を及ぼします。

関連カテゴリー: ビタミンとミネラルの関係

ビタミン、ミネラルの過剰症について

ビタミンAは1日の必要摂取量の2.5倍の約5000IUにとどめるべきだといわれています。
過剰症は頭痛、嘔吐など。

ただし体内でビタミンAになるベータカロチンは1日約1万5000IU摂取しても、手のひらや足の裏が黄色くなる程度で毒性はまったくありません。

ビタミンDはカルシウム吸収に欠かせないビタミンです。
しかしとりすぎると血液中のカルシウム濃度が上がり、血管や肺、心筋、腎臓などにカルシウムがたまりやすくなります。
この作用は乳幼児に強く見られるので、乳幼児はとりすぎに注意し、1日1000IUを越えなければ安全です。

一方ミネラルの、過剰症はビタミンに比べると起こりやすいといえます。
とくに注意しなければいけないのがナトリウムです。

ナトリウムは食塩という形で口にするほか、パンや菓子、昧噌やしょう油などの加工食品に含まれ、私たちは意識せずに大量の塩を食べています。
塩分のとりすぎは高血圧のもとになり、高血圧はさまざまな病気を引き起こします。

ナトリウムの生理作用に必要な最低量500mgを食塩に換算すると約1.5g、目標摂取量は10g程度に抑えたいものです。
これはしよう油なら約小さじ4杯です。

カリウムはナトリウムの排泄作用がありますから、高血圧防止にカリウムの摂取も心掛けてください。
ビタミンには水溶性と脂溶性があります。

水溶性は体内の水分に溶け、尿として対外に排出されます。
脂溶性は、排出されることはなく、体内に蓄積されていきます。

関連カテゴリー: ビタミン、ミネラルの過剰症

ビタミン、ミネラルの摂取量って?

1日に必要なビタミン、ミネラルの摂取量はあるのでしょうか。

国民がその健康を維持増進するために、厚生省が定めた栄養所要量です。
男女別、年齢別はもちろん生活活動強度(日常生活の活動内容で4段階に分類)にもあわせて設定されています。

また妊娠期や授乳期に関しても、通常の数字にプラスする形で、数字が示されています。
生活活動強度が変わっても、ミネラル、ビタミンA、C、Eの栄養所要量は、とくに影響を受けません。
世界各国の栄養所要量を見ると、かなりのばらつきがあります。

今まで栄養所要量を定められていたのは、総エネルギー・タンパク質・脂肪エネルギー比率・カルシウム・鉄・ビタミンA・ビタミンB1・ビタミンB2・ナイアシン・ビタミンC・ビタミンDだけでした。

しかし、1999年の改正ですべてのビタミン・ミネラルについて摂取量の目安が定められました。
その重要性が認められるようになったのです。

栄養所要量には、ほとんどの人が一日の必要量を満たすのに十分な摂取量である「推奨栄養所要量(RDA)」、観察や実験的に推定したデータに基づいて栄養状態を維持するために十分な量である「適性摂取量(AI)」、など4種類があります。

関連カテゴリー: ビタミン、ミネラルの摂取量の目安

ビタミンとは

ビタミンは、ラテン語の生命=VITAから作りだされた言葉ともいわれています。
ミネラルとは違い有機化合物です。

三大栄養素やミネラルの存在を人類は19世紀までにつきとめました。
しかしこれらの栄養素が十分であっても、生物は発育できません。

生物の発育にかかわる別の因子、それがビタミンなのです。
ビタミンの種類は、13種類あります。

そのビタミンは、水溶性と脂溶性のふたつに分けられ、水溶性ビタミンとは、文字どおり水に溶ける性質を持つものです。

ビタミンB群とCがこれにあたり、必要な分以外は体外に排出されるので、多くとりすぎても心配はいりません。

一方、脂溶性ビタミンとは、脂に溶ける性質を持ち、水には溶けないので、体内に蓄積されたままになり、多くとりすぎると体に不都合な症状(過剰症)を引き起こすことがあります。ビタミンA、D、E、Kの4つがこれにあたります。

関連カテゴリー: ミネラルとビタミン

ミネラルとは

ミネラルは英語で「鉱物」、日本語では無機質ともいわれます。

骨作りに欠かせないカルシウムや貧血のときに登場する鉄などがミネラルです。
ミネラルは鉱物として存在する単一の成分ですから、すべて元素記号で表されます。

ミネラルの中でも亜鉛や銅などは様々な中毒症状や取扱注意の薬品などの成分にあるもの。
そんなの体に入って、大丈夫?と思いそうなのが、ミネラルです。
これらの物質は、私達は体内に少量持っていて、体を円滑に維持するために使っているのです。

関連カテゴリー: ミネラルとビタミン

栄養素とは

ヒトの生命活動は約40種類の栄養素で維持されます。
それらは、炭水化物(糖質)・タンパク質・脂質(脂肪)・ビタミン・ミネラタの5つに分けられ、働きの面から、大きく3つに分類されます。

第一に、体を作る材料になるもの。
私たちの全ての細胞は、成分が古くなると、新しい成分がとってかわることを繰りかえしています。
体作りの材料として、おもにタンパク質が使われます。

次に、細胞が活動するエネルギーになるもの。
そのエネルギー源になっているのは、おもに炭水化物と脂質とタンパク質です。

最後は、前のふたつを成り立たせている代謝、すなわち化学反応に関わるものです。
これらの化学反応の触媒のような役割を果たしているのが、酵素です。
ビタミンとミネラルにはこの酵素の働きを助ける働きがあるのです。

炭水化物・タンパク質・指貫は三大栄養素、またの名を多量栄養素ともいいます。
これに比べると、圧倒的に必要量は少ないビタミンやミネラルは、微量栄養素と呼ばれています。

しかしこの微量栄養素が不足してしまえば、三大栄養素はその力を十分に発揮できません。
これらの栄養素は人間が体の中で作ることができ無い為、食べ物やビタミン剤などから、摂取しなくてはなりません。

関連カテゴリー: 栄養素について